e-typing腕試し 自己ベ更新

e-typing腕試しの自己ベスト(786ptだったか784ptだったか)を更新し、自己ベストが792ptとなった。
自分なりに、精神的な壁を乗り越えての更新だったので、記録しておく。
twitterで書いてしまうとそれで完結してしまって、ブログを書くのが面倒になってしまうから困る。
しかし今回のことは書いておかないと勿体ない。

2017.03.01(Wed)
仕事が終わった後、ムラムラしたのでついタイピング配信をした。
なんとなくe-typingの気分だったので、e-typing三種(ローマ字、英語、かな)でそれぞれ1位をとっておいた。
(ローマ字749pt、英語652pt、かな445pt)

2017.03.02(Thu)夜まで
「お、テルだ! 蹴落としとこ!」という悪辣な不届き者たちが多く現れ、早くも翌日にして三種全て抜き去られる。
英語は司さんの670、かなはかり~さんの459pt。
そして、ローマ字はらっきぃいろはさん(筒隠月子さん。以下らっきぃさん)が807ptという頭がおかしいスコアを即座に叩き出し、しろさん主催のニコ生タイピング日本一速い王選手権(正式名称違うかも)で俺を何度も叩きのめしている実力をこれでもかと見せつけ心を折りにかかる。
(らっきぃさんには、人を抜かすときは抜かし返すモチベーションが湧きやすいよう適度な差だけをつけて抜かすというタイパーとしての基本を守ってほしい。)

2017.03.02(Thu)深夜
(これは抜かし返せる訳がねえ…… しかしなんかお祭りっぽいムードになっちゃったし、応戦しないと駄目だよな……)
と、絶望感に打ちひしがれながら打算的理由で抜かし返し配信を行う。
大きく出た配信名は、真剣な感じを減らして自分を守るための虚勢である。
卑怯さが見え隠れする。

配信前の指慣らしでサクッと2pt更新し、(よ~し、これは770ptくらいの無難な点数をなんとか叩き出してお茶を濁せそうだ)と考える

結果は無様なものに終わった

流石に751ptでは引き下がれない。
そして、だんだん情けなさも出てきた。
らっきぃさんは807ptを出した際に当たり前のように何度も750pt越えを出しているのに対して、自分はこの程度の実力なのか。
もっとやれるんじゃないのか……でも807ptは出ないよ……てか俺の自己ベってどのくらいなんだ? ……786ptかよ、高すぎる……自己ベすら出る気がしない……

でもここで引き下がったら流石にタイパーとして死ぬと思い、日曜日の配信を約束して涙目になりながら寝た。

2017.03.05(Sun)
Xデーがやってきた。
悲壮な覚悟で配信を開始し、練習を始める。
なんとか12ptの更新をするも、なかなか自己ベに近づくことすらできない。
そのまま、更新の予兆が見えずに30分が過ぎる。

ニコ生は延長をすると500円かかる(枠を取り直すのは手間がかかるし、そんな元気がなかった)。
延々自分の実力の無さを実感させられ、応援してくれている他のタイパーに失望を与え続け、しかも金まで取られるこの配信に何の意味があるんだ?今すぐ風呂入って寝たい・・

と心底辛く悲しく今すぐ投げ出したくなるギリギリの精神状態で打ち続けていった。

いつものタイピングにはこんな辛さはない。
気楽である。
とりあえず打っておけばそれなりの記録が出て、配信をすればちやほやされる。
そもそもe-typing自体、タイプウェルしかできないんだろ的な軽視がイヤで、勿論それなりのワード慣れやガチ練習や水増し打ちといった対策もして、その時その時に全力は出していたものの、まあぶっちゃけパフォーマンス的に都合よく利用していたに過ぎない。
本気じゃないから傷つかない。
でも、苦しい、自分の不甲斐なさと向き合う、そんなタイピングもしないと成長は無いことは知っている。

35分経った辺りで少しずつ、打鍵感覚が変わってくる。
ワードなのか、e-typing特有のリズム感なのか、何かに慣れてきて、脱力して、うまくワード中盤で加速できるようになり始める。

あ、壁を超えた……という感覚とともに、自己ベストを6pt更新する、792ptを出すことができた。


らっきぃいろはさんのおかげで自分の壁と向き合い、乗り越えられた。
ありがとう。

今は勝てないけど、絶対にいつか800ptを出し、らっきぃいろはさんも倒す!!
てかe-typingでも歴代最高ptを叩き出す!!!
見てろキーボー!!!!!俺が未来のe-typingの覇者だ!!!!!!


おわり

コメント

  1. 全くタイパーの世界は疎いものですが、ランカー同士で競い合い、なんとか自分の限界を破るというのはカッコイイなあと記事を見て思いました。これからも頑張って下さい。

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